写真は、近所の家の瓦である。 倉吉の屋根には石州瓦の赤(赤瓦)が乗っている。 高いところから本町通りを見るとほんとうに赤で埋め尽くされている。 赤というと、目を引く色とか、派手な色という印象があるが、倉吉の赤瓦は彩度が抑え目であり、まちなみにきちんとあっている。 また、古いものほど色むらがあり、まだらとなっているのがいい雰囲気を出している。 倉吉が赤瓦であるのは、高温で焼いた瓦ものでないと倉吉の気候には適さないためであり、以前は瓦屋根にするなら赤瓦という選択肢しかなかった。 残念ながら、現在においては、建築技術の進歩により、瓦以外の建物が増えつつある。 しかしながら、赤瓦という土蔵を活用した飲食物販施設が伝統的建造物群保存地区に設置・運営されていることから、別の形で倉吉の市民に「赤瓦」という言葉が定着している。 形態が変われども、さまざまな形で以前のことを伝えていくことも「遥かなまち倉吉」に必要なことだと思う。 人気blogランキングへ
by st202_20040613
| 2007-03-18 01:54
| 倉吉の風景
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