昔あった町屋の跡

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本町通りは、家と家の間に空間がまったく無く、
隣の家が取り壊されると、写真のように隣の家の形が残ることになる。

最近、本町通りの建物が次々と取り壊されている。

以前のまちなみ調査で、昭和初期までの建物が8割あったまちなみも、
取り壊されてしまえばあとにはなにも残らなくなってしまう。

屋根が雨漏りし、基礎が腐ってしまい、家が傾いてしまえば、
家を取り壊さざるをえなくなる。

また、縁が無いものの手に渡ってしまえば、
すぐに取り壊されてしまう。

昭和レトロと売り出している本町通りは、
実は、あと数年でなくなってしまう危機に瀕している。

・・・

先日、某NPOの会に参加することがあり、
倉吉に観光客をあつめるための方策として、
1.地域の魅力を商品化しいかに売り込むか
2.昭和のまちをつくりだす
ということが、大切だとパネリストが訴えていた。

1.の内容は、
具体的に県や市の担当職員が配置されており、
(会場で具体的な名前が挙げられていた)
実際に、遥かな町へツアーや、倉吉廃線ツアーが実現しているそうだ。

2.の内容は、
公共施設は、
道路舗装を土の色(自然色舗装)にしたり、
道路側溝を景観に配慮したり、
電柱がまちの中で目立ちにくいように茶色のものに変更するなど、
平成13年度の夢街道モデル地区認定以降、
積極的な取り組みが行われいている。

沿道の建物は、
個人の資産ということもあり、難しい状況である。

倉吉市は、本町通りにて、昭和のまちをつくりだすための修景に対して、
補助をおこなうため、平成20年度予算に10件程度の予算を確保している。
(1件あたり上限100万円:個人負担3分の1)

とはいえ、高齢化および後継者不在の状況のなかで、
取り組みを行う者が不在であり、うまく活用できているとはいえない。

会場の雰囲気は
1.は、興味があるが、2.はあまり興味がないように感じられた。

理由はいろいろあるだろうが、私は、
1.は、旬をのがさなければ、いつでもできるので後回しでもまわないが、
2.は、すでに危機的状況どころか手遅れかもしれないと
感じている。

しかしながら、私が公務員として、くらよしを売り出す仕事を担当したなら、
目に見えず、だれも評価しない2.の仕事は後回しにして、
実績を作るために1.の仕事に専念するだろう。
言い訳は、「予算が無い」および「個人の資産に税金を投入するわけにはいかない」である。

あなたならどうするだろうか。



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by st202_20040613 | 2008-08-27 23:26 | 成徳地区
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